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沸騰!萌え。秋葉原。

01


JR秋葉原駅西口で、正面にあるビルにはびっくりした。
「エロいもなら、なんでも揃う」という、長い、垂れ幕が下がっている。
なんじゃ。こりゃ。
のっけから、パンチを喰らった。
そこから、出てきた若者のカップルに「ここは、なんですか?」
と尋ねると、「いろんな、エロがありますよ。映像や本、コスプレも。」と丁寧に教えてくれた。
へえ?白昼堂々、そんなのアリなんだ?

02
駅正面のビルとラジオ会館のフィギュア

このビルに隣接しフイギュアーの聖地のようなラジオ会館がある。
多くの、キラキラ瞳の少女人形が、フシギな表情で立っている。
店によっては、裸のボデイに、衣服や靴下など、着せ替えをするような細かい細工のフィギアもある。。
エエッ? 少女の楽しみにか思えない、そんなエリアに、ナンダイ、若い男がウロウロしている。
おれも、とんでも、の世界に迷い込んだのか、あせるぞ。
しかし、ガレージキッドや食玩などで知られる「海洋堂」や「ボークス」などホビー業界の店をみつけ、安心する。
これらの店は世界でも有名だそうで、外人客もウロウロ、キョロキョロしている。。
もうここは100%のオタクの人たちの世界で、われら異星人のうろつく場所ではない。


03
外人客も多い


3日間、この街を歩いてみて、びっくりすることだらけで、貧血状態である。
田舎から上京した、昔の自分の姿の、再現だった。
正直なところ、ぼくのような凡人からみれば、この街はオタク系若者と電気関係や、
IT関係のマニアでなければ解読不能な事象だらけで、都市が、これほど個性的なジャンルに特化され、繁盛しているのも珍しいと思った。

まあ刺激的なものを強調したが、普通の人を対象にした密度の高い専門店も多い。
CDやまんがの、「コミックとらのあな」や、「K-BOOKs」「まんだらけ」などの店も、若者で一杯だ。
話題のロボットも、ツクモ本店や、KONDOUでギーゴ、ギーゴ楽しめる。
加えて、ガチャポンが、街のあちこちにある。
ガチャポン会館には、350台が所狭しと並んでいる。

結論。若者にとっての、イン、ドアのエンターテイメントは、この街に全部揃っている。

04
CDやまんが、ガチャポンの店舗があちこちに


大通りあたり、エプロン姿の例のお姉様が、案内地図を配っている。
早速、彼女に取材する。
「メイド喫茶は、何軒くらいあるの?」
「だいたい、70軒くらいあるんですよう。ご主人様。」
待て! ご主人様とは言わなかったが、なんと70軒とは凄い数ではないか。
案内のパンフや、PR誌を、あちこちでささっと10種類くらい集める。
そして歩く。
メイド喫茶は、工夫していろんな特徴を打ち出していた。


05
メイド喫茶はアイディアフル

妹系、コーヒー、バーというフレーズの店があって、パンフに、
「おにーちゃんのために、カレー、デコるよ、アッ!失敗しちゃった。
べつに平気じゃない、?お兄ちゃんのだから。」
なんちゅう可愛いコピーや、
店名でいえば「ナースステーション」、とか、
「ひざまくら、みみかき、」ーー(オヨヨ!?#)
「シスター&神父が、迷える子羊をお迎えいたします。」という、癒しのキヤッチ。
同じく、「萌え麻雀。」
「ぱじゃま姿の、あきば女子寮。」
などなど、びっくりするほど各店、特徴を競うアイデイアは花盛りだ。
外人女性をふくめ、メイド希望の女性は、あとをたたないようだ。
メードカフェの先鞭をつけた、「ほお~むcafe」では、求人に対し50倍の応募があったとか。
「ヲタ芸打ちにこい、」というステージで踊るのを売りの店もあったが、
少女達の圧巻は、「どんきほーて」の8階の、AKB48のショウだ。
連休中など券が売り切れで大混雑、その階にもたどりつけないありさまだった。

06
ジーンズメイトでは萌えの販売員登場

しかし凄いのは、この少女達のパワーが、喫茶に止どまらず他の業種にも登場してきたことだ。
「ジーンズメイト」のジーンズの販売員に萌え姿で接客する少女が出現した。
これは「アキバ遊び館」と名ずけて、キャラクターグッズや、ゲームなども揃えた実験店ではあるが、
アキバ特有の土壌に便乗した商法であることには間違いない。
AOKI、ユニクロなどの進出を誘発したのも、オタクや、萌えの少女達の沸騰する
エネルギーによるものではないか。
萌え文化も、ここまできましたか。

2008年にこの秋葉原の雑踏に2トン車で、突き込んだ25才だった加藤智大は、
自らの孤独と疎外感のむこうに、「燃える、萌える」青春の歓喜の世界をどう見ていたのだろうか。

08
デジハリの入ってるダイビル

都や産業界の肝いりで、電子産業の牽引車的な狙いで、
秋葉原クロスフィールドやダイビルが、その拠点として発足した。
ここに、サテライトをつくった大学は東大、明大など7校、企業も何社か拠点をもつが、
僕的興味でいえば、デジタル、ハリウッド大学だ。
デジハリとかいって、若者に人気があり、見学を含め若者がいつもウロウロしている。
「授業中、生徒の眠らない大学」などと、好ましい風評もある。
人間は好きなことなら眠らず学ぶのだなア。

ビルに挟まれて、一軒だけ古風な店がある。
「千代田海藻」だ。
相当な古い店で、日高、利尻、三陸などの、良質な昆布を商う。
こんぶ旨かったア。
古風なデカイ看板をかけた店だ。
ギンギン、カラフルな看板のなかで、ぶっきらぼうなこれがヤタラ目立つ。
オレはオレだ、と居直っているようにもみえる。

07

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